先生たちのお部屋

僕たちも行きた~い!

2020年3月30日|カテゴリー「満3歳児
 この日は年中児のお兄さんお姉さんの秋の遠足。山を登ったり長い距離を歩きます。
 年中さんたちがリュックをしょって、外に出てくるのを見つけて、「どこ行くの?」とはな組さん。教師が「遠足だよ、お山でお弁当食べるんだって」と言うと、「ぼくも行く!」一人がリュックを持って外へ・・・。近くにいたお友だちも続きます。
 満三歳はな組さんにはついていける距離ではありません。「行けないんだよ。」と言おうかと思いましたが、普段から、お兄さんお姉さんがやっていることは、なんでも真似してやってみたい!難しいよ、危ないよと言っても、とにかく自分で納得するまでやりたい!この時期の発達ならではの姿があちこちで見られるようになってきていたので、よし!納得するまでどうぞ!そんな気持ちで後についていきました。
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年中児 「どうしたの?」
はな  「ぼくも行きたい」
年中児 「いいよ~」
(教師の心の声… え??いいの?!)
はな  「やったあ! 」
(まずい)
教師  「ご飯食べるんだよね」
年中児 「シートあるし」
(よし!ならば…)
教師  「はな組さんないんだよね」
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はな  「・・・・・」
年中児 「私貸してあげる!」
(そうきたか~!でも年中さん優しいな)
教師  「水筒もないんだけど」
年中児 「あげるよ!」
(う~どうしよう。それならば)
教師  「ありがとう、遠足、はな組さんもいけるかな」
年中児 「山行くよ!」
教師  「はな組さんも登れるかな」
年中児 「それは無理かな」と歩き出す年中さん。
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そのやりとりをずっと見ていたはな組さん、年中さんが見えなくなるまで見送っていました。
きっと、年中さんが話を聞いて受け入れてくれたことで、行きたかったけど行かれない、ということを受け止めていったのだと思います。
その日は、遠足気分だけでも…と、いうことで外でお弁当を食べたのでした。
 やってみたい!
見送るリュック姿に、はな組さんの素直な感性と好奇心の育ちに嬉しさを感じつつ、行けなかった切なさも伝わってくる一場面でした。

いろんなことがあったね!

2020年3月30日|カテゴリー「年中
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コロナウイルスの影響で自主登園となってしまった3月。
最後の日々を子どもたちと思い切り遊びたかったなととっても残念…

そんな中でも登園して来たわずかなお友だちが少しでも楽しく過ごせるといいなと考え 1年間の思い出の写真をお部屋に貼ってみました(どんな反応をするかな?)

すると・・・朝一番に気付いた子どもたち!お友だちも集まってきて、その時のことを思い出して盛り上がっていました♪
川遊びの時の写真を見ながら、
「ここ(川)に行ったら、プレゼントが流れてきたよね~!!」
「あの時はびっくりしたわ~!!」
「そのあと友だちにも教えてあげたね!」
体を寄せ合って、思い出を語る姿に、この1年間でお友だちとたくさんの思い出や感情を一緒に共有し、喜び合える関係になっていること気付かされ、嬉しくなりました。
(本当はクラスのみんな、保護者の方々にも見てもらいたかったのに~泣 )

でも、子どもたちが喜んでくれてよかった!
1日でも早く通常登園になり、子どもたちの元気な声が聞きたいな♪
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